ストックホルムの博物館・美術館

このページではストックホルムの博物館・美術館(すべて自分でいったところ)を紹介しています。ストックホルムは近郊も含めると50を超える博物館・美術館があり、飽きることはありません。情報は2006年9月〜2007年6月にかけてのものです。さすがに全部はいってませんが、地球の歩き方などに出てくるようなところはほぼ網羅しています。Museums in Stockholmという地図つきのガイドが現地で手に入るのでそれを観光案内所でもらってくることをお勧めします。その他http://www.stockholmmuseum.com/とかhttp://www.stockholmtown.com/templates/CategoryList____2920.aspxが一覧を探すのに便利です。評価は★で5段階です。

1.シェップスホルメン島

<Moderna Museet(現代美術館)>
評価:★★★★★
URL:http://www.modernamuseet.se/
行き方:Kungstragarden駅から徒歩。島の真中らへん。
感想:最寄の駅はKungstradgardenで、ここは駅を降りた瞬間にもうアートな感じになっていて、オブジェがならんでます。。フランスにいったことある人はLouvreみたいといえばわかるでしょうか? ここからずんずん橋をわたってSkepsholmen島にいくと美術館につきます。ピカソ、マチス、ブラック、レジェ、デュシャン、エルンスト、キリコ、ダリ、マルグリット、クライン、ウォーホル、フランシス、モンドリアン、バスキアなどなどひととおり現代美術の作品を見ることができます。オーディオガイドも貸し出してくれます。お土産やさんもなかなかです。1Fが常設展示+メインの企画展示で地下でサブの企画展示をやっています。自分がいったときは、African Remix展(日本の森美術館にも来た)とRobert Rauschenberg展をやっていました。

<Arkitetur Museet(建築博物館)>
評価:★
URL: http://www.arkitekturmuseet.se/
行き方:Kungstragarden駅から徒歩。島の真中らへん。現代美術館に併設。
感想:ここは現代美術館の隣でよっぽど建築好きじゃないと展示がしょぼくてつまらないと思います。建築の模型とか。現代美術館に来たついでに見てください。

<Ostasiatiska Museet(東洋アジア博物館)>
評価:★★
URL: http://www.ostasiatiska.se
行き方:Kungstragarden駅から徒歩。島の手前のほう左。
感想:東アジアでも中国の展示を中心に昔の土器や仏像なんかが展示されています。ちょっと展示数は少なくてしょぼいです。もともとはスウェーデンの考古学者の発見した個人所有物がはじまりみたいだからしょうがないと思いますが。メインは企画展示で写真や工芸の展示が多いです。自分がいったときは企画展として、中国の凧展、ブータンの写真展、アジアの子供たちの写真展なんかをやっていました。1Fのお店では日本の着物やお茶などが売ってます。

2008年6月追加情報:2Fの工事していた中国コーナーが完成して非常に充実しました。奥には古文書も展示されています。さらに1Fにはアジア料理のカフェもでき、わりと安い値段でにぎわっていました。

<National Museum(国立博物館) >
評価:★★★★★
URL: http://www.nationalmuseum.se/
行き方:Kungstragarden駅から徒歩。シェップスホルメン島手前。
感想:2Fが工芸品+企画展示で3Fが絵画と彫刻になっています。工芸品も昔のものと現代のものがあって、特に現代のものはスウェーデンのインテリア・デザインに興味がある人は必見だと思います。3Fも結構広くて疲れてしまうのですが、目玉は3Fのレンブラント特に「The Conspiracy of the Batavians under Claudius Civilis」みたいです。http://www.nationalmuseum.se/NMTemplates/NMSingle____2644.aspx 自分がいったときは企画展としてStig Lindberg(デザイン)とA Mirror of Nature(絵画)をやっていました。
ちなみに、いかなかったけど、ここのカフェAtriumはガイドブックによるとかなりお勧めらしいです。 http://www.restaurangatrium.se/index_english.php

2.ユールゴルデン島

<Skansen(スカンセン)>
評価:★★★★★ 
URL:http://www.skansen.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から47番。
感想:スカンセンは日本でいうと明治村とか国分寺にあるたてもの園に動物園をたしたみたいな感じでしょうか。いわゆる野外博物館で、家におじゃますると昔の格好をした人が、職人芸を披露しています。たとえばガラス細工、木工、陶器、パン屋、金物屋なんかがあります。自分はイベント毎に4回いきました。動物園では熊、狼、フクロウ、トナカイなんかが見れます。入ってすぐ左のレストランには、マッチとタバコ博物館がありますし、右に行くと有料ですが動物+水族館もありますが、全部見ると多分時間がなくなるので上級者(リピーター)向けです。
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・クリスマス:クリスマス市が目玉です。たとえばグロッグっていう暖かいワインなんかが飲めます。教会でのクリスマスコンサートも忘れずに。職人関係では、クリスマスのかざりつけを作ってる小屋なんかがありました。冬はすぐに真っ暗になってしまうので見たいポイントを決めて重点的に回りましょう。自分がいったときはルシア祭前のイベントをやっていて、ミスルシアのお披露目でした。
・イースター:あんましなんにもやってませんでした。イースターのお菓子が買えるぐらい。
・建国記念日:王様&ロイヤルファミリーが夕方のコンサートで見れます。すごい人です。町から建国記念日のパレードも行進してきます。
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・ミッドサマーイブ:おそらく一年で一番スカンセンに人が集まる日です。多少天気が悪くても気合をいれてみんなピクニックしてます。午後からメイポールがたって民族ダンスが始まります。

<Biologiska Museet(生物博物館)>
評価:★
URL:http://www.biologiskamuseet.com/ 行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から47番。ヴァーサ博物館とスカンセンの間。
感想:三角屋根が目印。これだけのためにいくとがっかりします。スウェーデンの動物たちのジオラマが見れるので、スカンセンに行く前に立ち寄って予習していくのが正しい見方だと思います。
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<Vasa Museet(ヴァーサ博物館)>
評価:★★★★★
URL: http://www.vasamuseet.se/Vasamuseet/Om.aspx
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から47番。ヴァーサ博物館駅下車。
感想:多分ここはストックホルムでもっとも有名で必ず訪れる博物館です。何があるかというと300年前に沈没した船がまるごとおいてあります。一時間に1回ぐらい引き上げの解説映画がやっているのと、おくの右の方でなんでこの船が沈んだかというマルチメディア解説をやっているので見るといいと思います。 どうやらバラストが十分積めないという構造欠陥の上に上の方にたくさん大砲をつんで、不安定なことがわかっていたのですが、王様が出航を急がせたために、出航したとたんに沈んでしまったようです。 丸ごと系博物館としては東ベルリンのペルガモン博物館と並ぶ要チェックだと思います。ヴァーサ号の小さな模型が置いてありました。

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昔はカラフルだったので、ありしころの船の様子に思いをはせてみるのもよいでしょう。
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<Nordiska Museet(北方民族博物館)>
評価:★★★★★
URL:http://www.nordiskamuseet.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から47番。ヴァーサ博物館駅下車。
感想:ストックホルムでヴァーサと双璧をなす観光客うけする博物館です。
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お城みたいな建物に入るといきなりグスタフ・ヴァーサ王の巨大像が迎えてくれます。
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主な展示は3Fと2Fで。スウェーデンのインテリア、家、部屋、民族芸術、習慣、食卓&食器、洋服、おもちゃ、写真、人形の家などなど民族に関する全般的な展示が楽しめます。 クリスマスのところにはお約束のルシアの人形もあります。
写真は8月のザリガニパーティーとクリスマスのアドベントの展示です。
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オーディオガイドを聞きながら回ったのですが、結構なボリュームで半日だと結構厳しいかもしれません。 特別展示も1Fでやっていて私のいったときは「壁紙」展でした。
 
<Prins Eugens Waldemarsudde(プリンス・エウシェン美術館)>
評価:★★
URL:http://www.waldemarsudde.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から47番。終点。
感想:ユールゴルデン島の南端にあるEugens王子様が住んでいた家で、半分は家の中の美術展示、もう半分は企画展になっています。私が行ったときは企画展はPaul Raymond Gregoryという人の書いた指輪物語の絵画展でした。指輪物語をまったくしらなかったので、よくわかりませんでしたが、子供達は喜んで大人に向かって解説していました。 この美術館自体はたいしたことはないのですが、天気のいい日にユールゴルデン島を散歩するのは非常に気持ちがいいです。
 
<Thielska Galleriet(ティールスカ・ギャラリー)>
評価:★★★
URL:http://www.thielska-galleriet.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。Thielska Galleriet下車。
感想:銀行家だったErnest Thielさんのコレクションを展示するギャラリーで、家の中に数々の絵が展示してあります。特に1Fのムンクの部屋はおすすめです。GFのバスルームを改造してカフェにしてあって、コーヒーとアップルパイを食べてきましたがなかなかおいしかったです。
プリンス・エウシェン美術館同様、天気のいい日のユールゴルデン島は散歩するだけでも気持ちいいので、少し歩いて47番のバスで帰ってくるのがお勧めです。数多くのアヒルを見かけましたが、日本と違って人間をまったくこわがらないのが不思議でした。

3.博物館通り

<Etnografiska Museet(民族学博物館)>
評価:★★★
URL:http://www.etnografiska.se/smvk/jsp/polopoly.jsp?d=1657
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。博物館通り下車。
感想:コンゴ、インディアン、アマゾン、アボリジニー、ブータン、南極などなどの人々の生活がとりあげられて展示されています。結構大きくて、まぁまぁ楽しめます。もうちょっと英語の解説がちゃんとしてるとうれしいのですが、見てるだけでも面白いです。
さまよえる湖で有名なスヴェン・ヘディンの展示もあって、そういえばスウェーデン人だとあらためて気づきました。
http://www.asahitravel.jp/silkroad/2-2.html
あとここには日本のお茶室もあるみたいなのですが、残念ながら夏季限定オープンのために雪のなかに埋もれていました。
 
<Sjohistoriska Museet(海の歴史博物館)>
評価:★★
URL:http://www.sjohistoriska.se/Sjohistoriska%20museet/Om.aspx
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。海の歴史博物館下車。
感想:見た目は広いのですが、実際に展示されていたのは半分ぐらい。1Fはホールをはいるといきなり正面にAmphionという船のキャビンが展示されています。見所は左手、常設展の軍艦の歴史、2Fにはスウェーデンの海をモチーフにした絵画が暗い中にライトアップされています。自分がいったときは、企画展で海のマークの展示をやっていましたが、もうすぐTintin展もやるようでした。子供向けですね。あと地下にも造船技術の展示がされてますのでお忘れなく。写真は地下の船の模型の展示です。
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<Tekniska Museet(科学技術博物館)>
評価:★★★★
URL:http://www.tekniskamuseet.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。博物館通り下車。
感想:1Fが乗り物とテクノラマっていう体験コーナー。地下が鉱山と鉄、2Fが繊維と女性の発明、3Fが電話と無線がテーマでした。
1Fの乗り物の展示
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1Fのテクノラマの展示
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3Fの電話の展示
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どれも面白かったのですが、ここのメインはCino4っていう4D映画です。立体に見える眼鏡をかけて見るのは予想通りですが、見る途中に座席が動いたり、煙や水がとびだしてきたりします。さらに、映画の途中でクイズがはじまってリモコンをつかって個人個人で回答できます。残念ながら字幕なしスエ語オンリーなのでクイズの成績はさんたんたる結果でした。
 
<Kaknas Tornet (カクネス塔)>
評価:★★
URL:http://www.kaknastornet.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。カクネス塔下車。
感想:この付近にくると、いやでも目立つのでのぼりたくなるはずです。ちょっとしたカフェ&レストランが上にはあります。ストックホルムを見わたせます。カクネス塔下に広がる公園を散歩して帰るといいと思います。
 
2008年5月追加情報!
<Polis Museet(警察博物館)>
評価:★★
URL:http://www.polisen.se/inter/nodeid=9570147&pageversion=1.jsp
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。博物館通り下車。
感想:帰国後できた新しい博物館。1Fは制服とパトカー。2FはAV資料と指紋とか捜査のいろいろな方法の解説です。入っていったら珍しがられました。スウェーデン語のみなのでちょっとつらいです。
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2008年5月追加情報!
<Riksidrotts Museet(スポーツ博物館)>
評価:★★
URL:http://www.riksidrottsmuseet.se/
行き方:T−Centralのオーレンスデパート前バス停から69番。博物館通りか海洋歴史博物館下車。
感想:帰国後できた新しい博物館。スポーツ関係の歴史とかの展示。アイスホッケーとスキーがメインです。奥のほうにベータ波測定装置みたいのがあります。あと子供向けの遊べるコーナーがあります。車椅子で50m走はかなり大変です。
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4.オステルマルム地区

<Historiska Museet(歴史博物館)>
評価:★★★★★
URL:http://www.historiska.se/
行き方:Karlplanから10分ぐらいユールゴルデン島の方に歩く。
感想:期待通りバイキング部屋はありますし、それ以外にも先史時代部屋と、2階には中世の部屋、地下には黄金部屋がありました。中世の部屋はなんか教会の内装をはがしてきたみたいでいまいちでしたが、それ以外の部屋は期待以上の面白さです。
バイキング部屋のルーン文字が書いてあるPicture Stoneと黄金部屋の金銀財宝がとくにお勧めです。あと先史時代の部屋は8つの物語構成になっています。スウェーデンの博物館は単なる展示ではなく、エンターテイメント性が加わっているのがいいです。Audio Guideが借りれます。

<Arme Museum(武器博物館)>
評価:★★★★
行き方:Ostermalmstorgから歩き。南にちょっと。
URL:http://www.sfhm.se/ArmeDefaultPage____27.aspx
感想:敷地にはいると、いきなり戦車や大砲がならんでいます。展示は3Fからみはじめて、ずーと歴史をおって戦争や兵器の展示があります。2Fには銃のコレクション、1Fには大砲のコレクションもあって、実際の銃(ライフルとかマシンガンとか)を持ってみましたが結構重いですね。
ジオラマがたくさんあって結構楽しめますが、いきなり3Fの入り口のところに人間は殺しあう動物だ、サルも同じDNAをもってる、みたいな解説とともにさるが殺しあっているジオラマがあって子供の教育にはどうかと思いました。でも結構子供連れで見に来ている人が多かったです。英語のガイド(資料)が借りれます。

<Musik Museet (音楽博物館)>
評価:★★★
行き方:Ostermalmstorgから歩き。南にちょっと。
URL:http://www.musikmuseet.se/
感想:2Fが特別展示で自分が行ったときは、男女の音楽における違いみたいな展覧会をやっていて、さすが男女平等に厳しいスウェーデンならではな展示だと思いました。 地下が常設展示で、スウェーデンの音楽の変遷とか、あとはいろんな楽器がおいてあって試し演奏ができます。カラオケスタジオみたいなのもありました。 スウェーデンの音楽の変遷の最後にはABBAの人形があって。Money Money Moneyっていう曲(ココリコ黄金伝説の1万円倹約生活のテーマ)を歌いだします。

5.中心部

<City Hall(市庁舎)>
評価:★★★★★
行き方:T-Cnetralから歩き。西に10分ぐらい。Kungshomenにあります。
URL:http://www.stockholm.se/Extern/Templates/Page.aspx?id=115225
感想:英語ガイドで決められた時間のみ入ります。青の間(レンガで赤いけど)と黄金の間はストックホルムにきたら必見だと思います。 塔にのぼると景色も一望できます(ただし自分がいったときは工事してました)。市庁舎ではノーベル賞の晩餐の他、結婚式もひらかれるみたいです。ただすごい人気のため3分ぐらいしかいれないみたいですが。あと平和賞だけオスロでやるってのもガイドさんからはじめてききました。昔はスウェーデンはノルウェーを征服していたので、オスロもスウェーデンだったんですね。

<Medelhavs Museet(地中海博物館)>
評価:★★★
行き方:T-Cnetralから歩き。ドロットニング通りを南にちょっと。
URL:http://www.medelhavsmuseet.se/
感想:せまくて、英語の解説もすくないけど、読みながら見て回ると結構時間がつぶせます。いちばんの見所は地下にあるミイラです。猫の頭のミイラ、鷹のミイラ、鴨のミイラ、そしてワニのミイラなど動物のミイラははじめてみました。 そのほかギリシアとかイタリアとかイスラム文明とかの展示があります。
 
<Dans Museet(ダンス博物館)>
評価:★★★
行き方:Kungstrad Garden駅からドロットニング通りにむけてすぐのとこ。
URL:http://www.dansmuseet.nu/
感想:わりと町の中にあるこの博物館では大きく分けてアジアの舞踏の紹介と、ヨーロッパの舞踏の紹介に展示がわかれています。アジアの舞踏の方は、中国、インド、チベット、インドネシア、ブータン、アフリカ(アジアじゃないけど)に加えて結構日本の歌舞伎、能、浄瑠璃なんかがコーナーも大きく展示されています。ヨーロッパの方はバレーとか。奥の方で映画もみれて自分がいったときは「くるみ割り人形」やってました。 驚いたのはいきなり、2時ぐらいから博物館真中のホールでダンス教室が始まったこと。いきなり音楽がかかってタンゴとか踊りだしたのでびっくりしました。
 
<Kulturhuset(カルチャーハウス)>
評価:★★
行き方:T-Cnetral前セルゲル広場。
URL:http://www.kulturhuset.stockholm.se/
感想:いつもちょっとした企画展示をやっています。無料です。私がいったときはピッピのアストリッド・リンドグレーンの回顧展をやっていました。図書館もはいっています。一番上のカフェは料理はまずいですが、セルゲル広場を見下ろしてコーヒーを飲むのは気分がいいです。

6.ガムラスタン

<Nobel Museet (ノーベル博物館)>
評価:★★★★
行き方:ガムラスタンの教会の裏の広場。
URL:http://www.nobelmuseum.se/
感想:自分が行ったときは、特別展示でアインシュタイン展をやってました。
常設展示ではノーベルディナーの食器とかノーベル賞の演説とかが聴けます。ノーベル賞をとったいろいろな人のインタビュー風な映画をずーっとやっていて、これがかなり面白くてはまってしまいました。名前を知っている人だと、キューリー夫人、ファインマン、湯川秀樹、川端康成、ワトソンなどなどがでていました。
 
<Medeltids Museet(中世博物館)>
評価:★★★
行き方:GamlaStanからT-Centralenにいく途中の島にあります。橋の下が入り口になっているので結構わかりにくいかもしれません。
URL:http://www.medeltidsmuseet.stockholm.se/
感想:内容は結構しょぼいですが、ストックホルムの大江戸東京博物館といったところでしょうか。昔の漁村が再現されていたり、発掘された巨大な船とかが展示されています。中世の暗い雰囲気が好きな人はいってみるといいかもしれません。 Film HallでLectureがあるみたいだったので入ってみたら、全部スウェーデン語でまったくわからず5分ででてきてしまいました。夏は英語でもやってるみたいですが。
 
<Post Museum(郵便博物館)>
評価:★★
行き方:GamlaStanから駅のすぐそば。
URL:http://www.postmuseum.posten.se/museng/index.html
感想:地下1Fが子供向けの郵便局、1Fがメインの展示で郵便の歴史、2Fが切手の常設展示です。自分が行ったときは企画展でとしてキス展がやってました。カフェテリアが同じく2Fにあります。3Fは資料室でみるとこじゃありません。 かなりしょぼいので全体で一時間もあれば見れると思います。

<Tre Kroner Museum(3つの王冠博物館)>
評価:★★
行き方:王宮。
URL:http://www.royalcourt.se/theroyalpalaces/theroyalpalace/thetrekronormuseum.4.19fe5e61065eb9aeea80003447.html
感想:王宮の歴史とか。しょぼい。王宮の地下にあります。王宮でコンボチケットが売ってます。
 
<Treasury(宝物殿)>
評価:★★★
行き方:王宮。
URL:http://www.royalcourt.se/theroyalpalaces/theroyalpalace/thetreasury.4.19fe5e61065eb9aeea80004859.html
感想:小さいけど、王様と女王様の王冠などお宝がかざられています。一部の王冠は金の水差しを溶かして他の王冠をリサイクルしたりして作ったものもあるようです。王宮でコンボチケットが売ってます。
 
<Livrustkammaren(王室武器庫)>
評価:★★
行き方:王宮。
URL:http://lsh.it-norr.com/default.asp?id=3031
感想:馬車(地下にある)とか、武器とか、宝物とかいろいろ。Audio Guideがあります。自分がいったときは2Fで靴の企画展をやってました。暇つぶし程度な感じです。

<Mintcabinettet(王立貨幣館)>
評価:★★★
行き方:王宮裏。フィンランド教会のそば。
URL:http://www.myntkabinettet.se/
感想:1Fがコインの歴史で、2Fが経済とか財宝、3Fが子供向けの部屋とメダルがあります。世界最大のコインとかも展示されてました。あと旬なところではノーベル賞のメダルも見れます。 英語の解説があるのは1Fだけで、一通り見てわからなかったので、Audio Guideを借りて再度ガイドのあるところだけ見ました。お金好きでなければ、スウェーデン語がわからないとちょっとつらいかもしれません。

7.ソーデルマルム島

<Stockholms Stadsmuseum(ストックホルム市立博物館)>
評価:★★
行き方:Slussen駅すぐ。
URL:http://www.stadsmuseum.stockholm.se
感想:1Fがストックホルムの歴史ですがここは2Fの特別展がメインです。自分がいったときは「Döden Dö」とかいう死を特集した奇妙な展示でした。 子供のミイラとか、棺おけとか、こっくりさんが体験できるテーブルとか、子供用にお墓のおままごとコーナーまでありました。ほとんどスウェーデン語でわからなかったけど、思いのほかにぎわっていて、企画展の内容にもよると思いますが地元っこには人気がある博物館かも。

<Sparvags Museet(交通博物館)&Leksaks Museet(おもちゃ博物館)>
評価:★★
行き方:Skanstullから歩いて20分ぐらい。
URL1:http://sl.se/Templates/SubStart.aspx?id=3204 
URL2:http://www.leksaksmuseet.se/
感想:しょぼい博物館系で1時間もあれば見終わってしまいますが、広いスペースに馬車からはじまって、バス、トラム、電車など公共交通の古い実物がおいてあります。ストックホルムはメトロの駅がアートしているのが有名ですが、いろんな駅のアートの写真も展示されています。
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さらにしょぼいおもちゃ博物館も併設されています。 2つあわせて30SEKです。
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8.近郊(30分〜1時間)

<Skogskyrkogarden(森の火葬場)>
評価:★★★★★
行き方:Skogskyrkogarden駅すぐ。
URL:http://whc.unesco.org/en/list/558
感想:世界遺産に登録されているお墓です。とにかく巨大な墓地で、日本でいうと青山霊園みたいな感じでしょうか。入り口をはいっていくと正面に巨大な十字架が見え、左側が礼拝堂になっています。ここはスウェーデンの建築家のアスプルンドが設計していて、建築と松林とお墓が見事に調和しています。http://www.aalab.com/asplund/index.html 
自分がいったのはオフシーズンでInformationとかはやってなかったけのですが、天気もよかったし、よいお散歩になりました。


<Naturhistoriska Riksmuseet(自然科学博物館)>
評価:★★★★★
行き方:Universitetet駅から歩いて5分。
URL:http://www.nrm.se/
感想:上野の科学博物館みたいで、人体、動物、天気などなどがテーマになっています。 ここの目玉はやっぱりCosmonovaっていうIMAXシアターです。英語のナレーションを聞けるイアホンを10SEKぐらいで買えます。自分は火星にロボットをうちあげる話を見ました。
自分がいったときは企画展で脳展とリンネ50周年の博物展がやってました。
人体の不思議。
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スウェーデンの自然動物たち
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ここはほんとにみどころ満点で地球の遊び方にとりあげられてないのが不思議なくらいです。

<Milles Garden(ミレス・ゴーデン)>
評価:★★★★
行き方:赤線終点のロプステンからバスで一駅いって、そこから10分ぐらい徒歩。
URL:http://www.millesgarden.se/main.aspx?pageID=28
感想:カール・ミレスという彫刻家の庭で、かずかずの彫刻が屋内と屋外にかざってあります。特に巨大な魚を持った人が印象的です。彫刻の森美術館みたいな感じでしょうか。 庭からみる景色も良くて夏にいくのには非常に気持ちのいい場所です。ちなみにヒョートリゲットのコンサート・ホール隣の彫刻もカール・ミレスの作品です。

<Haga Park(ハガ公園)>
評価:★★★★
行き方:バス70番。Haga Norra下車。
URL1:http://www.gardenvisit.com/garden/haga_royal_park_stockholm
URL2:http://www.sfv.se/cms/sfv/vara_fastigheter/sverige/ab_stockholms_lan/museer/haga_parkmuseum.html
感想:ハイキングのメッカ。夏はここにきてねっころがって本を読んでるだけで最高です。
ハガ公園博物館っていう無料のしょぼくて小さい展示といけなかったけど蝶の温室もあります。

2008年6月追加情報!
<Vin&Spirit Historiska Museet(ワインとお酒の歴史博物館)>
評価:★★★
行き方:T-Centralen駅前の地上バス停から65番で終点。
URL:http://www.vinosprithistoriska.se/
感想:意外と穴場で面白いです。英語のオーディオガイドを貸してくれます。さまざまな酒造のための機械があります。マルチメディアでスウェーデンのお酒の歴史も見れます。あとはお酒の香料がかげる匂いパイプオルガンがあります。

9.遠足(1時間〜)

<Drottningholms Slott(ドロットニングホルム宮殿)>
評価:★★★★★
行き方:市庁舎の前の停留所から船で1時間。
URL:http://www.royalcourt.se/dekungligaslotten/drottningholmsslott.4.19ae4931022afdcff3800012985.html
感想:世界遺産。北欧のベルサイユといわれる美しいお城で、ストックホルム近郊の遠足としては必見の場所です。英語のガイドツアーがあるのでそれをきくのがベストです。奥のほうには中国の城。手前のほうにはドロットニングホルム宮廷劇場もあるので忘れずにおとづれましょう。広く手入れのいい公園を散歩するのが気持ちいいです。中国の城そばにカフェがあって焼きたてワッフルが食べられます。

<Sigtuna(シグトゥーナ)>
評価:★★★★
行き方:郊外電車で終点のMarsta駅へ。そこからさらに570か575番のバスで20分。計1時間ちょっとぐらい。
URL:http://sal.sigtuna.se/turism/en/default.asp?Doc=SeOGora
感想:古い町並みがのこる小さな町です。
自分がいったときはあいにくの天気でしたがメラーレン湖沿いの道は気持ちよく、カフェでコーヒーとブッレ(菓子パン)を湖をみながらたべてました。 小さなバイキング博物館とスウェーデンで一番古い教会、教会の廃墟、いたるところにあるルーン文字の碑、スウェーデン一小さな市役所などが見所です。

<Vaxholm(ヴァックスホルム)>
評価:★★★
行き方:グランドホテル前の停留場から船で1時間ちょっと。チケットは船の中で買えます。
URL:http://ww2.vaxholm.se/turism/eng/index.asp
感想:町自体はたいしてなにもない港町なのですが、アーキペラゴの一部ということで船から見る景色が楽しめます。天気のいいストックホルムはなにもしないでアイスを食べながらぶらぶら散歩をするのが一番かと思います。 Midsommarのためお休みでしたが船で要塞博物館にもいけるようです。あとレストランのシーフードも定評があります。ちょっとあるくとプライベートビーチっぽいところもあります。

<Uppsala (ウプサラ)>
評価:★★★★
行き方:電車で北にT-Centralenより1時間ぐらい。
URL:http://www.uppland.nu/eng/DynPage.aspx?id=10983
感想:夏に行くのがいいと思います。ウプサラ城ではガイドツアーをやっています。あとはリンネ博物館でリンネの庭と生家が見れます。そのほかはウプサラ大学とか、大聖堂とか。博物館は時間がなくていけませんでした。あとガムラ・ウプサラもここからいけますが、いってません。たっぷり1日遊べると思います。