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コーナー処理
コーナー、或いは隅を如何処理するか工夫とコツがあります。 プロの職人は
この辺で力を発揮するようです。 DIYですから中々プロの様には出来ませんが
丁寧にやることです。 まずコツとしては作業のしにくい隅のほうからやる
ことです。 尚左の角の部分には下の見切り板と同じL型のものをパネルの
合わせ目にかぶせています。
それと45度のカットもきっちり寸法を計り、墨入れも一面だけでなく、両面
或いは側面まで描き、材料を廻しながら切ることでしょう。
又、パネルは垂直であるべきが傾きやすいので一枚一枚取り付けるときは
基準点から上下距離が同じになるようにしながら取り付けま
す。

ここで新兵器
左の写真は壁センサーと呼ばれる道具ですが、壁の中の骨のある場所を
教えてくれます。 この1−2年で簡単に安く入手できるようになりました
(三千円くらい)。 壁は通常クロスか紙の壁紙があり、その下に石膏
ボードか合板があります。その石膏ボードまたは合板の裏には、木造家屋
の場合には縦の間柱、横の胴縁と呼ばれる構造材(木材)、マンションの
場合には木材の代わりにアルミの角パイプなどがなどがあります。 
間隔は何れも30−45センチです。 従ってものを壁に固定する場合
には構造材にネジ止めするとしっかりします。
今回もこのセンサーで探したアルミ角パイプの位置にパネル材を止める
わけですが、相手がアルミなので自分でネジを切っていくタッピングネジ
を使いました。 なおタッピングネジを使うときの注意は、ドリルで
ガイドの穴をあけますが、ネジ径より十分小さい穴にしておくことが
重要です。


見切り板の使い方
上下で異なる形状のものを使っています。 上は飾りのあるもの、下は
L字型のものを使っています。 見切り板は体裁もよくなりますが、
後述のタッピングねじで壁に止める時のねじ頭を隠す用途もあります。 
パネル板を壁に固定するのは接着剤を使うのも一つの方法ですが、
将来取り替えることも考え、ネジ止めにしています。
一方、見切り板はパネル板に接着剤と隠し釘で固定しています

完成写真


         玄関腰板の工事

 30年住んだ木造戸建の住宅から、新しいマンションの引っ越しましたが、
玄関が白い壁紙一色で、なんとなく寒々しいので暖かい木の感触を出そう
と思い立ち、腰板を付けました。 材料は板壁に使用されるパネル板と
呼ばれるもので、組み合わせの切り込みが入った巾10cmほどの板です。
 それに上下に見切り板と呼ばれる材料を使っていますが、近くのホーム
センターで全てそろいました。 高さ90cm、全長2.4mほでになり
ますが材料費としては一万円以内で収まりました。