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江戸の喫煙論争
最近のニュースによれば我国の喫煙率が終に20%を割ったと言う。 日本たばこ産業会社もたいへんだろうなと思うのは早計で、円安も幸し輸出で大いに稼いで国家に貢献している由である。 |
喫煙の習慣は我国では江戸時代初期1610年頃に始ったと云われており彼是400年の歴史を持つ。 喫煙、嫌煙の論争も今に始った事でなく江戸時代中期でも盛んだった様である。 江戸後期にまとめられた「文鳳堂雑纂」と云う書物に禁煙派、愛煙派夫々の論が載っているので紹介しておきたい。 40年以上喫煙して身体に悪いとは今でも思っていないが、煙草を止めて見ると煙草の匂いに凄く敏感になり決して良い香りとは思わない。 特にヤニの匂いは喫煙している時でも好きにはなれなかったが。 その限りでは吸わない人達には随分迷惑をかけたのかなと申し訳ない気持ちはある。 出典: |