michidakai official homepage
総会報告
 ホーム
 ■道田先生の足跡
 ■総会報告
 会計報告
 ■ご挨拶
 ■会員情報
2023年度  2022年度  2021年度   2019年度  2018年度  2017年度   
2016年度   2015年度   2014年度  2013年度  2012年度  2011年度   
2010年度   2009年度  2008年度  2007年度  2006年度  2005年度  

2023年度総会

2023年度道田会東京総会ご報告

18期 佐藤 仁

 2023年の道田会東京総会は11月22日(水)、秋晴れの穏やかな天候に恵まれる中、KKRホテル東京で開催され、33名の皆様にご参加いただきました。18時に開場して約30分間、ウェルカムドリンクでご歓談の後、6つのテーブルに分かれてご着席。今回は奥様のご要望、ならびに昨年の角台会長のお言葉にあった「道田会の縦の糸・横の糸」のご趣旨を踏まえ、奥様や角台会長ほか一部の先輩方を除き座席はくじ引きで決定いたしました。
 開会に先立ち一つ、皆様に誠に悲しいお知らせです。本会の直前、2期の早川さんが急逝されました。ご自宅近くの路上で転倒された際に頭部に重傷を負われ、約10日間の治療の甲斐なく亡くなられた旨、ご長男から伺いました。京都総会をとても楽しみにしておられたとのこと。私どもとしても無念でなりません。東京総会ご参加の皆様で早川さんのご冥福をお祈りし、黙祷を捧げました。
 開会にあたって、恒例により角台会長のご挨拶と乾杯のご発声です。角台会長は、人生の様々な選択を振り返るにつけ、京都大学、道田先生、道田ゼミを選んだことは最高の選択であったとの思いをしみじみと語られました。ただ、初代ゼミ生は道田先生と奥様がご新婚の時期で、奥様の手料理をご馳走になる機会がなかったと、少々寂しいお気持ちもご披露(笑)。何歳になっても「これからの人生では今が一番若い」「常にチャレンジすべし」「いつやるんですか、今でしょ!」と後輩世代にエールを送っていただきました。
 この後、ご歓談を挟んで5名の方々にご挨拶、近況報告をいただきました。まず、10年ぶりの総会ご参加の特別会員、田中さん。特別会員になられた経緯(道田先生の推薦で米国ロースクール留学)、山際総長時代に京大の財務アドバイザーを務められた大学とのご縁。そして現在、太秦映画村の再開発プロジェクトに取り組む東映で、顧問としてご活躍です。
 6期の石井さんからは、スポーツジムで筋トレに励みつつ、お孫さんのケアや愛犬の散歩、さらにコインの販売会社の顧問として、月一回の会議で忌憚なく助言をされるなど、健康的かつ充実した日常生活をご披露いただきました。12期の早川正英さんからは、道田先生が法学部長時代に学士枠や帰国子女枠を拡大されるなど、時代を先取りしてダイバーシティ重視の大学経営を実践されたこと、ハーバード大学の先生のご友人を、ご同期の由良さんとともに伊勢神宮にご案内され、柊家に送り届けられたエピソードのご紹介。また以前、道田先生の奥様が日経新聞への寄稿で、西陣の帯の有効利用でハンドバッグを作る取り組みをご紹介されたことを引き合いに、日本人は着物を大事にすべきとのご持論。ご自身は今年110回以上、着物を着られたとのこと(もちろん、この日も着物でご参加です)。
 続いて現役組のお二人からのご挨拶です。まず17期の堀さん。2021年4月から三菱UFJ銀行の取締役会長を務められ、前日、欧州出張からご帰国されたばかりとご多忙な中でのご参加です。金融情勢やサステナビリティ経営等のテーマに触れられた上で、世界的に分断の時代となりつつある時代、人と人、企業と企業を繋いでいくことは銀行の重要な役割であり、「つなぐ」をキーワードに今後とも社会に貢献していきたいという、格調高いお話をいただきました。続いて20期の町田さん。1992年から当時のBob Dole上院議員の補佐官、2016~2017年にはトランプ政権移行チームの政策立案責任者を務められるなど、米国の政治に深く関わられたご経歴。現在はHard Rock Japanの社長を務められ、有名なカフェ事業に加え、国内でのホテル・IR事業展開への意気込みをご披露されました。
 宴もたけなわというところで、奥様からひと言ご挨拶いただきました。「こうして皆さんにお目にかかると、若い頃を思い出して若返るんです」「こんな機会を作ってくれた主人に感謝しています、今日もそんなに遠くないところから見ていると思います」と、道田先生への愛情あふれる感謝のお言葉を述べられ、「また1年、元気で頑張ります!」と締めくくられました。道田先生、奥様のご人徳でこの会が続いていることを、改めて実感した次第です。
 今回の締めのご挨拶は、3期の舛山さんです。7~8年前、70歳を迎えた頃に短歌教室に通い始められたこと、そこでダイバーシティ豊かなメンバーと触れ合い、また右脳を使う情の世界を楽しんでおられる近況のご紹介。その上で、「70歳を過ぎて新しいことを始めても遅すぎはしない、皆さんもこれから多彩な人生を!」と、角台会長と同様に、後輩世代へのエールのお言葉をもって締めていただきました。
 おかげさまで、楽しく有意義なひと時となりました。2024年も道田会の縦の糸、横の糸を紡ぎ、会を盛り上げてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


2023年道田会京都総会のご報告

19期 倉坂 昇治

 2023年の道田会京都総会は、12月17日(日)に開催されました。
 総会に先駆けて、比叡山の麓・宝幢寺に奥様をはじめ12名が参集し、先生の墓前に
手を合わせました。この日は前日までと打って変わって急に冷え込みましたが、
穏やかな日差しもあり、先生を囲んで思い出話や近況報告を行いました。奥様はとても
暖かそうなコートをお召しでした。生前、先生が海外から生地を仕入れてこられたとの
ことで「このコートとっても暖かいの。主人の愛情がこもってますから♡」とのこと。
ご馳走様でした!
 総会は17時から。昨年に引き続き「柊家さん」にて開催です。柊家・現会長の
3期西村さんに会員各位のご要望をお伝えしたところ、「日曜日なら何とかします」と
お受けくださり、今回もご厚意に甘えさせていただきました。淳君の設計された新館の
大広間は国内外の方々からも絶賛を受ける特別な場所です。素晴らしいお料理とともに、
特別な場所でおもてなしいただきました。本当にありがとうございます。
今回は、29名が出席しました。開会に先立ち、11月に不慮の事故で急逝された2期
早川さんのありし日を偲んで、出席者一同で黙とうを捧げました。ご子息によると、
今回も総会への出席を楽しみになさっていたとのことで、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
高山会長のご挨拶で開会です。早川さんを悼むとともに、今回のご逝去は我々に大切な
ことを教えてくれたのではないか、とのメッセージをいただきました。特別会員の小原先生
からは、80歳を過ぎたら正にあの世への“適齢期”かも知れないけれど、ご自身はあと5回は総会に参加するぞ!とのお言葉とともに、杯のご発声をいただきました。引き続き、柊家女将(西村さんの奥様)からご挨拶。道田会のおかげ、淳君のおかげで柊家の今があるとの趣旨の大変ありがたいお言葉をいただきました。
今回の配席は、奥様並びに大看板の方々のみ指定席、その他の方はクジで決定。先輩と後輩が交流し、近況や今後の人生について語り合う和やかな場となったのではないかと思います。
歓談を挟んで、田中さんから特別会員であられる経緯のご説明。会社から海外留学に臨むにあたり、当時面識のなかった道田先生に突撃して推薦をいただいたとのご報告に、先生の
太っ腹で大らかな姿が偲ばれました。そして、角台・東京会長から、歳を重ねても今が一番
幸せ、したいことを今やらずしていつやるのか「今でしょ!」との力強いお言葉。先輩は
御年80にしてゴルフで“79”というエイジシュートを達成なさった由。ますます意気軒高で
あられます。
ここから先は、4つのテーブルから代表に選ばれた方々のお話です。
まず11期篠田さんから、豊富な海外勤務経験を経て、現在は企業で社外監査役を務める等第二の人生を謳歌されているとのこと。次は10期の能見さん。地元での税理士活動から世界情勢に至るまで幅広くお話しくださり、選挙に出るつもりか?!のヤジ?も飛んでいました。さらに、今回京都総会へは初参加の18期八田さん。道田先生が法学部長時代に力を入れて
おられた学士入学制度での初の女子学生であられたそうで、男女機会均等法の施行前から既にダイバーシティの推進に取り組んでおられたという道田先生の先見性を紹介されました。
続いて18期芳野さん。初参加の理由が「なぜかこれまで行方不明だったから」(事務局から言わせていただきますと、アドレス等アクセス情報が不明でした・・・)。同期の方にようやく見つけ出された模様です。番外編ですが、18期の三井さん。相変わらず先生にそっくりの
風貌で、来年は先生が永眠された歳になるので、来年もこの風貌を堅持する!と周囲の方に
宣言しておられました。
宴もたけなわになり、3期の西村さんから漫談風に(内容は文字にしづらい・・・)、
来年以降もお越しくださいとの暖かいお言葉をいただきました。
最後に奥様からご挨拶。先生が亡くなってから30年以上経ってもこんなにたくさんの方が集まれることへの感謝。昨日から楽しみで楽しみで、遠足前日の子供のようだったとも仰られました。いつまでもお元気で、私たち道田会を盛り上げていただきたいと思います。
3時間の総会は記念撮影とともに終了。と思いきや、女将の計らいで旧館2階の見学ツアーが急きょ組まれました。趣向を凝らしたお部屋の数々。セミナーなども開催できるようにと
淳君のアイデア・尽力で最近改装されたとのこと。東郷平八郎やチャップリンゆかりのお部屋なども拝見し、興奮冷めやらぬままに、お披楽喜となりました。
皆様のおかげで、和やかで充実した時間を過ごすことができました。皆様に感謝申し上げ、ご報告に代えさせていただきます。

23東京総会の模様  23京都総会の模様


2022年度総会

本年度の総会は、東京では11月24日(木)18時よりKKRホテル東京にて、京都では12月10日(土)に墓参ののち17時より柊家さんにて開催されました。


2022年度道田会東京総会ご報告
18期 佐藤 仁

3年ぶりのリアル開催となりました東京総会は、11月24日(木)の18時から、皇居を見下ろすKKRホテル東京11階の大宴会場にて実施されました。奥様にも遠路はるばる、前日のうちに上京いただき、同ホテルに宿泊されました。当日は好天に恵まれたこともあって、昼間のうちに思い出の帝国ホテルまで散歩をされたとのこと、そのお元気なご様子を大変嬉しく拝見しました。総会自体は、感染症対策の観点から約30分のウェルカムドリンクの後、着席での会食形式です。当日は33名の会員の皆様が参加され、概ね世代ごとに8テーブルに分かれてご着席、ご歓談いただきました。
18時30分に各テーブルにご着席の後、恒例によりまして角台会長のご挨拶、音頭による乾杯です。角台会長からは、最近のスポーツ界の若手の活躍を引き合いに、我々も若者と同じように目標や夢を持とう、気持ちの持ち方は大事というお話。また、中島みゆきの「糸」の最後の歌詞を引用されつつ、道田会の「縦の糸」「横の糸」(道田織)は年を経ていぶし銀のような色に染まり深みを増している、この出会いをもたらされた道田先生に改めての感謝のお言葉を述べられました。
続いて、奥様からご挨拶を頂戴しました。ご結婚されて間もない頃に、道田先生から「(客人に楽しんでいただくために)家で手作りの美味しいものを作りなさい」ということで丸善から12冊の料理の本が届けられ、本で学びながら料理に取り組まれた経緯、奥様ご自身、ご自宅に招かれた方々に手料理をふるまうこと、何より道田先生が喜んでくださったことが楽しかったという思い出話のご披露がありました。最近、横断歩道で転倒して膝を痛められるなど、思うようにいかないこともあるが、気持ちは若いつもりで、その元気の素は道田会の皆様にお目にかかることですと、会の皆様に心のこもった感謝のお言葉をいただきました。
その後、ご歓談をはさみながら、各テーブルから代表者1名の方に近況報告をいただきました。今のお仕事のことや日常、心掛けておられること、大学時代の思い出話などご披露いただき、会を盛り上げていただきました。全体を通じて、キーワードは「ご縁」と「健康」であったかと思います。10期の井口さんからは「脳の健康」、その文脈でQuality of Communityの重要性について、精神科医の和田秀樹さんのご紹介を交えてお話しいただきました。
宴もたけなわというところで、2期の築舘さんに締めのご挨拶をいただきました。
22年の道田ゼミの歴史、道田先生の軌跡に想いを馳せられつつ、来年も必ずや本会の対面開催あることを願いますというお言葉で締めていただきました。
 会を通して、ご参加の皆様に久々の対面での懇親の機会を楽しんでいただけたご様子がよくわかり、幹事役として大変嬉しく、また私自身もこのひととき「道田織」を満喫させていただきました。2023年度の総会も、より多くの皆様にご参加、お楽しみいただけるよう、早めに計画したいと考えております。会員の皆様からもご意見、ご要望などありましたら、ご遠慮なくお寄せいただければ幸いです。


2022年度道田会京都総会ご報告
19期 倉坂 昇治
20期 嶋林 直人

コロナ禍の影響で、2020年度は開催中止、2021年度はウエブ会議形式での開催でしたが、2022年度はようやくリアルな出会いの場で開催することができました。
総会に先立ち15時30分から、先生が永眠される宝幢寺に有志13人が参集し、お墓参りをいたしました。当日は、比叡の山々もはっきり見えるほど澄んだ好天に恵まれ、それぞれに手を合わせながら、改めて先生への感謝とともに、在りし日のお姿を偲ばせていただきました。
17時からの総会には、奥様や特別会員の小原先生をはじめ、国内外からあわせて24名が参加しました。今回は、3期の西村さん(柊家会長)のご好意に甘えさせていただいて、特別に柊家さんで開催することができました。淳君の設計した新館の大広間での開催は2度目となります。前回は、2010年8月に23回忌法要とあわせて東西合同での開催で、44名ものご参加でした。今回は時節柄、ゆったりとした配席でお願いしました。
開始にあたり、まずは、高山会長のご挨拶と乾杯。あわせてご自身の近況報告をいただきました。続いて、女将からのご挨拶。ご結婚されたご主人(西村さん)が道田会出身で本当によかったと実感されたお話、そして、伝統ある京都の文化を守って行こうとのお気持ちを継承されるお嬢様をご紹介いただきました。
歓談を挟んで、特別会員の小原先生、そして、4人1組の6テーブルからそれぞれ代表者の方にご挨拶や近況報告をいただきました。先生の思い出話はもちろんのこと、健康維持の秘策、いかにして堅実な?投資をするか、これまでのご自身の人生を振り返ってのお話、あと2年で先生がご逝去された年齢になられること(風貌も先生そっくり)に準えた目標の話、などなど、それぞれの思いを披露されました。大変刺激的な報告もあり、来年の続報を乞うご期待、といった内容も。今から来年のお話を楽しみにしております。
そして、奥様からのご挨拶。このように会が開催でき、皆さんにお会いできることの喜びや私たち会員に対する感謝のお言葉もいただきました。
楽しい時間は実にあっという間に過ぎ、名残も尽きない雰囲気の中で、西村さんにご挨拶をいただき、「毎年は困るけど、またお越しください」といつもの通り漫談調で和やかに締めていただきました。
お料理や柊家スタッフの皆さんのサービスも最高でした。本当にお世話になりました。
会員一同感謝の気持ちとともに、笑顔で記念撮影。約3時間の楽しい会をおひらきとさせていただきました。
 2023年度はさらに多くの方々にお集まりいただき、会員相互の親睦を深めることができることを祈念しております。

22東京総会の模様  22京都総会の模様

2021年度総会

2021年は、収束の見えないコロナ禍の状況を踏まえ、11月20日と12月4日の2回、初のZoomによるオンライン総会を実施いたしました。おかげさまで各々19名、33名のご参加を得て盛会となりました。事務局の不慣れに起因する若干の通信トラブルはありましたが、久々に奥様のお元気なお顔とお声にライブで接していただき、また途中で4グループに分かれて懇親いただくなど、楽しく有意義なひと時であったと考えております。関西幹事の倉坂さんによる11月20日の会のご報告を、ご紹介いたします。

令和3年度道田会オンライン総会(11月20日)のご報告
19期 倉坂 昇治

本年度の道田会の開催は、コロナで2年連続の中止は是非とも避けたい、とはいえ、感染状況がいかほどになるかは神のみぞ知る、という中での決定でした。総合幹事の佐藤さんの強いリーダーシップの下、基本的にWEB開催とすること、そして、高山会長や最低限のスタッフなどが京都のご自宅にて奥様を囲むことで、開催されました。zoomでの初めての開催でしたが、皆様のご協力で何とか開催できましたことに、御礼申し上げます。ありがとうございました。

開始に先立って、今回も錦秋の比叡山の麓、先生が永眠される宝幢寺にお墓参りをいたしました。高山会長以下4名がお線香をあげ、手を合わせて、それぞれに心の中でご挨拶しました。

場所は変わって、先生のご自宅へ。大きな窓の外に、綺麗な紅葉がぱあっと目の前に。
そして、いよいよWEB総会へ。皆様、開始30分前から、お一人またお一人とご来場?ご入室されたり、繋がらないけどどうすればいい?との問い合わせ電話をいただいたり。
時間が来て、高山会長の乾杯の御発声。画面越しに、高級シャンパンの方もお見受けしました。

その後、奥様から歓迎のご挨拶。今年はこんな形で皆さんとお会いできて嬉しいわあと。
続いて、先輩方から順に近況報告をいただきました。

ここで、幹事の不行き届きで事件発生。押してはならぬボタンを不用意にクリック。何と全員退室、終了!と相成りました。大変失礼いたしました。何とか全員復帰の後、近況報告を再開。その後、小グループに分かれてご歓談いただきました。

一通り旧交を暖めていただき、改めてバーチャル世界で皆さん一堂に会した途端に、まあ何ということでしょう。窓の外から、紅葉の周辺に、小ぶりの鹿たちが5頭、6頭と登場!会を大いに盛り上げてくれました。

続いて、後半にも皆さまから近況報告をいただきました。
先生の思い出話あり、病気からの復活のお話しなど健康談義やいかにも法学部卒らしい法曹関連のお話あり、コロナ禍で社会に貢献されご活躍の姿などなど。そんな中、画面上かわいい小学生の男の子が登場!これは孫ではありません。長男です!と、一同びっくり。

宴も開けなわ、奥様から改めて、今日はよかったわあ、こんな技術が進んでいったら、ひょっとしたら、主人にも会えるのじゃないかしら、とも。

高山会長から、この話は是非と、アメリカ留学を推薦された道田先生の功績のご紹介。その方は、京都大学数理解析研究所の望月新一教授。世界的な数学者として名を馳せていますが、なんと当時東大卒で望月氏とは全く無縁だったのに、先生が推薦人になられたとのこと。すごいお話です(別紙、高山会長にご用意いただいたメモをご参照)。

最後に角台先輩から締めのご挨拶をいただきました。皆さん、とても名残り惜しく、お互いに再会を願って手を振り続ける中、おひらきとさせていただきました。

皆様ありがとうございました。

倉坂



----------
別紙: 「IUT理論提唱者 望月新一と道田信一郎先生のかかわり」
写真: お墓参り  裏庭の紅葉  裏庭の鹿たち




2019年度総会

2019年度の道田会総会は、東京総会が11月6日(水)に東京海上日動ビル新館にて、関西総会が12月7日(土)に先生宅にて、例年通り賑やかに開催されました。
なお京都総会において、先生の33回忌を2020年7月18日(土)に執り行うこと、2020年度の京都総会を同日夕刻、西村さん(第3期)のご厚意により柊屋さんにて開催することが決定されました。

令和元年年度道田会東京総会のご報告
22期 関本 豊

東京総会は11月6日、例年どおり丸の内の東京海上日動ビル新館2階の会場にて、総勢32名のご参加を得ての開催となりました。昨年、喜寿を迎えられた奥様は受付開始と同時に会場に元気なお姿を現され、会員の皆様をお迎えいただきました。
角台会長の冒頭でのご挨拶、乾杯の音頭に始まり、久し振りに参加された皆さんのご挨拶をいただきながら、賑やかに進行いたしました。
6年ぶりに出席された3期舛山さん、3年ぶりにご出席され、昨年、寺岡製作所の社長にご就任された18期辻さん、過去5年皆勤で紅一点、若手(!?)代表として21期横山さんからそれぞれスピーチをいただきました。
3期舛山さんからは、歩くことを心掛けて健康維持を図っておられる近況などについてご紹介がありました。
18期辻さんからは、伊藤忠商事から寺岡製作所の社長に転じられた経緯と経営トップとしての覚悟をお話しいただき、そのバイタリティと高い志に一同感銘を受けました。
21期横山さんからは、「若手と言われても当惑が・・・」という一声から始まり、健康維持も兼ねてランニングにはまっておられるとのお話をいただきました。
18期森本さんからは、元京大ラガーマンとして昨今のラグビーブームの盛り上がりと病を克服され職場に復帰された近況のご報告をいただきました。
近況報告飛び入りで、5期三谷さんから「元気ではあるけど、病気の話題も増えてるのよ」のまさにひと言ご挨拶をいただき、会場は笑いに包まれました。
お開きも近づいたタイミングで、奥様からのご挨拶を頂戴しました。ご夫婦で親交があり、フィールズ賞を受賞された広中平祐先生(ハーバード大学名誉教授、京都大学数理解析研究所元所長)のパリ高等科学研究所客員研究員時代の移民学生教育支援に向けた基金設立に奔走されていた話をボストンに訪ねられた際にお聞きになられ、ご夫妻とも広中さんの教育者としての姿勢に大変感銘を受けられたとの逸話をご紹介いただきました。道田先生ご夫妻の情愛にも、改めて触れることができました。
最後にこちらも恒例ですが、2期 築舘さんのご挨拶で今回も名残惜しくも閉会となりました。
来年(令和2年)は道田先生の三十三回忌の年となります。京都総会は法事と同日の開催を計画しておりますが、東京総会は例年と同様の時期に開催の予定です。更なる盛会を目指して参りますので、皆さま、奮ってご参加のほどよろしくお願いいたします。



令和元年度道田会京都総会のご報告
19期 倉坂 昇治

 令和元年の京都総会は、12月7日、京都・上高野の先生のご自宅で開催されました。
 例年どおり、総会に先立って先生が永眠されている比叡山の麓宝幢寺にて、有志によるお墓参りをさせていただきました。
 総会は15時からの開催です。毎年ご参加の方、お久しぶりの方、アメリカから帰国されて参加された方などを含め、奥様と会員・ご家族の合計21名が参集しました。
 思い起こせば、関西での総会は、かつては大阪の会場を借りて開催していましたが、平成8年(1996年)より、奥様のご厚意に甘えさせていただき、先生のご自宅で開催しております。修学院離宮の一角を借景とするお部屋で、学生時代にお世話になった方も多いのではないでしょうか。総会では奥様のご負担を少しでも軽くしていただくため、仕出しのお弁当を手配いただいています。今年は山端平八さんからお届けいただきました。加えて、奥様から、とても柔らかくほくほくで美味なサーモン、新鮮なサラダなどをご提供いただいて、ビールやワインや日本酒とともに、楽しく穏やかな時間が進みます。幹事にて「賀茂鶴」をご用意したところ、奥様が「主人にも」と先生用のお猪口をだされ、まるで先生とご一緒しているかのようでした。
 昨年に引き続き、セコガニやワイン、お菓子などの差し入れをいただいた皆様方にこの場をお借りして、心からお礼申し上げます。
 約2時間経過してから(幹事の仕切りが遅すぎてすみませんでした)、お一人おひとりから近況報告をいただきました。それぞれの人生についての深いお話があり、いつもながら諸先輩のお話は大変参考になります。
 特別会員の小原先生から、日本国際紛争解決センターについてのご報告がありました。2017年6月のいわゆる骨太方針についての閣議決定を踏まえ、「国際仲裁の活性化に向けた基盤整備」という政策を実現するための事業の一つとして、2018年5月に我国初の国際仲裁・ADR(Alternative Dispute Resolution)専門審問施設である「日本国際紛争解決センター(大阪)」が大阪・中之島にて開業。さらに、2020年3月には、世界トップレベルの「日本国際紛争解決センター(東京)」が東京・虎ノ門に開業される予定とのこと。まさに、道田先生の念願が、小原先生のご尽力のもとで実現され、当道田会にとって大変意義深いご報告でした。
 さて、本年は先生がお亡くなりになられてから、三十三回忌を迎えます。そこで、京都での総会は在りし日の先生を偲び、法要とあわせて開催させていただけないかとご相談申し上げているところです。詳しい日時や会場などが決まりましたらご連絡申し上げますので、ご都合のよろしい方には、ぜひご参集いただければと考えております。
本年も皆様にとって素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

19東京総会の模様   19京都総会の模様


2018年度総会

2018年度の総会は、奥様の喜寿のお祝い(ちなみにお誕生日は3月5日です)を兼ね、例年どおり、東は丸の内の東京海上日動ビル新館にて11月7日(水)に、西は先生宅にて12月1日(土)に開催されました。以下、東西幹事による総会のご報告です。

2018年度東京総会のご報告
18期 佐藤 仁
 本年度は奥様の喜寿のお祝いとして、例年以上に奥様の思い出に残る企画をということで、諸先輩方にもご相談の上、総会に加えて以下のプランをご用意しました。
① 道田先生が定宿とされていた帝国ホテルのご宿泊(3泊)
② 東京スカイツリーの展望レストラン(MUSASHI)の夕食ご招待
③ 歌舞伎座の昼の部ご招待
 帝国ホテルでのご宿泊は、奥様にとっても生前の道田先生とのご宿泊以来ということで、思い出深くかつ少々ゴージャスなひと時をお過ごしいただけたのではないかと思います。東京スカイツリーでは、生憎の天候で眺望は遮られてしまいましたが、角台会長以下、有志5名で奥様を囲み和やかなディナーをお楽しみいただきました。歌舞伎座も奥様は初めてということで、18期の三井さんのエスコートにより「十六夜清心」を始めとする3作品をご堪能いただきました。
 総会は、奥様を含め近年で最高となる45名の方々にご参加いただき、盛会となりました。
冒頭、奥様に心のこもった感謝のお言葉をいただいた後、角台会長に乾杯のご発声をいただきました。
 今回は久々のご参加となる方々も多く、その中から10期の森さん、11期の篠田さん、12期の尾崎さん、16期の植木さん、20期の町田さんに近況のご報告をいただきました。
篠田さんはフィンランド大使、シンガポール大使を務められ10月にご帰国されたばかりで、40年にわたる多彩な外交官キャリアと、アジア地域での日本企業の存在感の高まりについてお話をいただきました。尾崎さんからは、アメリカンフットボール現役時代に、日本大学の内田前監督がご同期で、見事快勝された対戦談、JALから桜美林大学を経て、現在は大学スポーツ振興を目的とした日本版NCAAの創設、広報活動に携わっておられるとのご報告。町田さんは、米国共和党の有力政治家の顧問、最近ではトランプ政権移行時の政策立案責任者を務められた経歴を背景に、トランプ政権の振舞いに関する冷静な分析などもご披露いただきました。本会会員の皆様のダイバーシティーとご見識に触れ、大いに刺激を受けた次第です。
先生が他界されて30年が経ちますが、年を重ねるごとにより多くの皆様にご参加いただける道田会。もちろん、学生時代にお世話になった道田先生への会員の皆様の思いあってこそですが、同時に奥様のお人柄、人徳に因るところ大なること、改めて痛感いたしました。その道田会の幹事役を仰せつかるご縁に感謝しつつ、ますます楽しく有意義な会に発展させてまいりたいと考えております。今後ともご指導ならびにご厚誼のほど、よろしくお願いいたします。


2018年度京都総会のご報告
19期 倉坂 昇治
 本年度の京都総会は、例年通り、京都上高野の先生のご自宅で開催されました。
 総会に先立ち有志により、先生が永眠される宝幢寺にお墓参りをさせていただきました。それぞれ先生に何をご報告されたのでしょうか。境内の紅葉も綺麗でした。
 総会は15時から。奥様と会員・家族の合計20名が参集しました。車座になって話がしあえるできる人数です。卒業後初参加の方、初めてのお墓参りの方も駆けつけてくれました。
 高山会長の乾杯のご発声で、会は始まります。
 今年は、奥様の喜寿のお祝いにと、能見さんがカニを差し入れていただきました。以前は大きなカニを奥様にさばいていただいた結果、何日も筋肉痛が残ったという逸話もあって、今回は一人一杯のセコガニ。といっても特大サイズで、お皿に乗りきらないほどの贅沢さ。上手な食べ方やお酒との合わせ方など、カニ談義も大変勉強になりました。
 続いて、奥様から、昨年大好評だった「バージニアハム」を皆さんの目の前で丁寧に切り分けていただきました。先生との思い出が詰まった“ハニー”ベイクドハムだけあって、芳醇な味わい。さらに、スモークサーモンも絶品。浅田さん差し入れのワインともあわせて、楽しく会話がはずみます。仕出しのお弁当はその場でいただいたり、おなか一杯でお持ち帰りとなったり。
 一通りおなかが落ち着いてきたところで、一人ずつ近況報告をいただきます。諸先輩がバリバリのビジネスマンだったころは、まさに世界経済や法律談義が中心でしたが、昨今はお孫さんの話題など家庭的な話題も多く、和やかに話が進みます。あわせて、国内での身近な法律相談から国際的な紛争解決にいたるまで法的な話題も健在です。さすが、先生の薫陶を受けられた諸先輩は素晴らしい活動を続けておられます。
 とっぷりと日が暮れ、宴もたけなわとなって、奥様に喜寿のお祝いにと、記念のお品と花束をお渡ししました。お品は、奥様にこれからもお元気でお出かけいただけるよう旅行券とさせていただきました。
 先に開催された東京総会の写真アルバムが届けられていて、皆さんで拝見したり、奥様からも先生の若い頃の写真を出していただいたり、と話題がどんどん盛り上がるうちに、約6時間が経過。残るメンバーで、テーブルなどのお片付けをさせていただき、お開きとなりました。
 今年も、ご自宅で大変お世話になった奥様、ご参集いただいた会員の皆さん、そして、お酒やお菓子などのお土産をいただいた皆さんに心より感謝いたします。
 次回も皆様に元気にお集まりいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。

18東京総会の模様   18京都総会の模様

2017年度総会

2017年度の道田会総会は、まず東が先行して11月9日(木)に東京海上日動ビル新館にて開催、西は11月25日(土)に先生宅にて開催という運びとなりました。
以下は22期関本さんと19期倉坂さんからのご報告です。
  
2017年度東京総会のご報告
22期 関本豊

今年の東京総会は、道田先生の甥御様(妹様のご長男)に当たられるカズオ・イシグロさんのノーベル文学賞受賞という朗報に、日本中が沸き立つ中での開催となりました。会自体も直前キャンセルもほとんどなく、近年では最多の42名のご参加を得て盛会となりました。
今回は冒頭、奥様にご挨拶をいただきました。お話の中で、カズオ・イシグロさんにまつわるエピソードなどをお聞かせいただき、一同興味深く聞き入りました。カズオさんのお父様が当時、海洋学の権威であり、北海油田の掘削棟の建設に当たって技術支援を請われて渡英された経緯。約7年前、今もご健在の英国在住のお母様(道田先生の妹様)を訪ねられた際に、何かと奥様を頼りにされ、歓待を受けられたこと。カズオさんが会見等では日本語を使われないのは、ご自分の考えを正確に伝えたいという素朴な思いからであること、その他、実直なお人柄を窺わせるお話を伺い、我々もご受賞の喜びを新たに致しました。
続いて、角台会長に受賞お祝いのお言葉と乾杯の音頭をいただき、改めてカズオ・イシグロさんに祝杯を挙げました。ご歓談の後、久し振りに参加された皆さんのご挨拶をいただきながら、賑やかに進行いたしました。
18期の堀川さんは、奥様がロンドンを訪れられた際にSMBCのロンドン拠点に駐在されていました。同じくロンドン駐在していた18期の長谷川さん(ソニー勤務)とともに、奥様をアテンドしてカズオさん宅、ならびに郊外のお母上宅を訪ねられたとのこと。カズオさんにも面会され、愛読書であった「日の名残り」にイシグロさんのサインを貰われたそうで、直筆サインを皆様にご披露いただいていた堀川さんの悦に入った表情がとても印象的でした。
12期 早川(正英)さんからは、社長を勤められているドクターベジタブルジャパン㈱で日本で初めて量産化に成功された低カリウムレタスのご披露、試食のご提供があり、その味に一同感動するとともに、第2の人生を先進的に歩まれている姿に我々現役サラリーマンもいい刺激を頂戴いたしました。
最後にこちらも恒例ですが、2期 築舘さんのご挨拶で今回も名残惜しくも閉会となりました。
来年も更なる盛会を目指して参りますので、皆様、奮ってご参加のほどよろしくお願いいたします。


2017年度京都総会のご報告
19期 倉坂 昇治

2017年の京都総会は、11月25日土曜日、例年より少し運営を変更して開催されました。
まず、15時30分からご自宅近くの宝幢寺にてお墓参りをいたしました。15時過ぎから三々五々参集し、錦秋の比叡山の麓で永眠される先生の墓前で、一人ひとり丁寧に手を合わせました。天気もよく、先生から微笑みかけられているような気持ちになりました。
続いて、16時からご自宅での総会です。奥様を含めて17名、うち2組はご夫婦でのご参加。冒頭、高山会長から「このすばらしい会を少しでも長く続けていけるように、奥様のご負担を軽くしていただくよう見直しながら進めていきたい」との趣旨のご挨拶とともに乾杯のご発声をいただきました。
奥様から、おりしも今年ノーベル文学賞を受賞されたイシグロさんにまつわる数々のエピソードをご披露いただきました。イシグロさんのお父様が当時「頭脳流出」でイギリスに渡航され北海油田の開発に関わられたこと、ジョンレノンばりの長髪のイシグロさん(写真を拝見したら一目瞭然)に先生が注意指導されたこと、イシグロさんのお母様(先生の妹様)からの要請で奥様がロンドンに会いに行かれたこと。また、イシグロさんが京都に来られ、まさに我々が総会を開いているこのお部屋で、イシグロさんとともに撮った写真も披露され、大変近しく感じ、(勝手ながら)誇らしい気持ちにもなりました。先生は長野出身なのに長崎のイシグロ氏とどんなご縁なのか?という質問に対して、まさに信州生まれゆえ信一郎と名づけられたこと、先生のお父様が三菱の長崎造船所にて要職に就かれていたこと、先生が陸軍士官学校から原爆投下直後に長崎のご家族を訪ねられ(しかも諫早から長崎まで約20キロを徒歩で!)、その際恐らく被爆されたであろうとのお話も含めて、初めてお聞きする内容も多くありました。
奥様からは、ご用意いただいた「バージニア・ハニー・ベイクド・ハム」のご紹介がありました。アメリカ在住の頃、先生との思い出が詰まったお料理で、今回はJALの通信販売で取り寄せられたとのこと。甘く柔らかく熟成されていました。さらにお箸でほぐれるほど柔らかいスモークサーモン、暖かいお料理からお漬物までたくさんご準備いただき、大変恐縮しています。今年から仕出しのお弁当をお願いしました。これも質・量ともにとても充実していました。
いつもながら、ゆったりとした自由な懇談の時間では、世界や日本の諸情勢の話から、京大の著名な教授の話題や有信会誌での道田会の紹介、寄付金募集の話など幅広い話題に及びました。会員各位からは、それぞれ近況報告として、ご家族やお仕事の様子、人生設計、健康問題などについてお聞きし、この先の人生を考える機会としても大変ありがたく拝聴しました。
おいしいワインやお菓子など差し入れをいただいた皆様にも、厚く御礼申し上げます。
奥様には、夜遅くまで大変お世話になりました。最後には漬物を手でつまみながら酒を酌み交わす某N社長のお姿に、「主人も酔ったら手でつまんでたわ~」としみじみと。
 高山会長がおっしゃるように、末永くこの会を続けさせていただけるよう、来年に向けて幹事としても努力しますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。



2016年度総会

2016年度の道田会総会は、まず東が先行して11月9日(水)に東京海上日動ビル新館にて開催、西は11月26日(土)に先生宅にて開催という運びとなりました。  
以下は22期関本さんと19期倉坂さんからのご報告です。

2016東京総会について
22期 関本豊

東京総会は直前キャンセルもなく総勢38名の参加となりました。角台会長の冒頭でのご挨拶、乾杯の音頭に始まり、久し振りに参加された皆さんのご挨拶をいただきながら、賑やかに進行いたしました。
角台会長のご挨拶は前日の米大統領選でトランプ候補が劇的に勝利したことにも触れられるなど、時宜を得たいつもながらのウィットにとても富んだものでありました。
続いて、3年以上ご参加のなかった、9期明田さん、17期美川さん、20期小林さんに加え、過去5年にわたりすべてご参加いただいている方々として、5期光井さん、7期木村さんからご挨拶をいただきました。美川さんからは音楽活動を本格的に再開されたお話を、小林さんからはシンガポールからの帰国と長年の海外暮らしで子供さんがすっかり外人のようになってしまった話をいただき、会場も大変和みました。
また、昨年に引き続き10期 井口さんから平日ゴルフコンペ開催のご案内もあり、この総会参加を契機として世代を超えた親睦の輪が広がりつつあることを実感しました。我々現役サラリーマンにとってはなんとも羨ましい企画であります。
お開きも近づいたタイミングで、奥様からのご挨拶を頂戴しました。中学に進学されたお孫様について「孫は命です」と愛情たっぷりに話されているのがとても印象的でした。最後にこちらも恒例ですが、2期 築舘さんのご挨拶で今回も名残惜しくも閉会となりました。
なお、今回の総会は三井住友信託銀行の我々(佐藤さん、中村さん、大山さん、青山さん、関本)が三菱東京UFJ銀行の皆さまからメイン幹事を引き継いで初めての総会となりましたが、なんとか無事終えることが出来ました。これも前幹事の三菱東京UFJ銀行の皆さまのご高配並びに皆さまの暖かいご支援の賜物だと感謝しております。
来年も更なる盛会を目指して参りますので、皆さま、奮ってご参加のほどよろしくお願いいたします


2016道田会京都総会のご報告
19期 倉坂昇治

 2016年の道田会京都総会は、11月26日(土)に先生のご自宅にて開催いたしました。
まず、例年どおり14時30分に有志が比叡山の麓「宝幢寺」に参集し、先生のお墓参りをいたしました。錦秋の比叡山を仰ぎながら、先生を偲び、また、こうして今年も教え子達が集まることができたことに感謝申し上げました。
 15時からの総会には、高山会長や特別会員の小原先生をはじめ、東京方面からの参加者も含め15名が集まりました。奥様と奥様の心のこもった手料理の数々を囲みながら、また、修学院離宮の麓の自然を眺めながらの開催です。有志からの銘酒も会に花をそえていただきました。毎年参加される方から初参加の方まで、先生の思い出や学生時代の話、昨今の社会・経済情勢に至るまで自由な歓談の時を過ごした後、参加者お一人おひとりの近況報告をいただきました。第二・第三の人生をしなやかに生き、社会的にも意義深い活動をされている諸先輩のお話は、毎年のことながら後輩には大変参考になります。また、今年はイスラムについての話題が盛り上がり、これまでの経験や人脈に基づく興味深いお話をお聞きできたことも驚きの一つでした。
 奥様からは、ご結婚に至るまでのなりそめ、ともに渡米された経緯など「秘話」を明かされ、大いに盛り上がりました。駸々堂を舞台に、プロポーズでの大胆な言葉や奥様の心境など、驚きとともに、お二人のお人柄を感じることができる大変微笑ましいエピソードをお聞きしました。
 また、奥様にはこの会を盛り上げていただくために、お料理の準備に大変お手間をおかけしました。お肉やお野菜などをふんだんに使って手をかけてご準備いただきました。個人的には、私たちの目の前で、ローストポークを専用の食器の上で手際よくカットされ、サービスしていただき、そのとろけるような柔らかな味が今も口の中に残っているような気がしています。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
 皆様に感謝申し上げますとともに、来年もまたお会いできることを今から心待ちにしております。




2015年度総会

 2015年度の道田会総会は、まず東が先行して11月10日(火)に東京海上日動ビル新館にて開催、西は11月28日(土)に先生宅にて開催という運びとなりました。
以下は19期倉坂さんと22期関本さんからのご報告です。

2015東京総会について
22期 関本豊

 東京総会は20期 山口さんご夫妻を含めて近年では最高となる総勢42名が参加し、角台会長の冒頭でのご挨拶、2期 浅野さんの乾杯の音頭に始まり、久し振りに参加された皆さんのご挨拶をいただきながら、賑やかに進行いたしました。
 角台会長がご挨拶の中で触れられておられましたが、会長にとられても今回が記念すべき卒業後50年目の総会とのことであり、この会の脈々と続く歴史を感じさせられました。
 また、ご挨拶をいただいた10期 井口さんからゴルフコンペ開催のご案内もあり、この総会参加を契機として世代を超えた親睦の輪が広がる可能性も感じました。(ちなみに、当ゴルフコンペは6名の方々の参加のもと12月11日に開催を予定、現地に集合されたものの、当日午前中はあいにく嵐のような風雨で結果的にゴルフは中止、もうひとつの目的である居酒屋懇親会への流れになられたとのことでありました。年2回の平日開催を原則とし、次回は千葉県茂原市のデイスターゴルフクラブにて4月5日が予定されています。快晴を祈念します。)
 なお、これまで幹事を務めていただきました三菱東京UFJ銀行の皆さん(中橋さん、池田さん、嶋林さん、折笠さん、岸本さん)から、今回の総会をもって三井住友信託銀行の皆さん(佐藤さん、中村さん、大山さん、青山さん、関本)にメイン幹事を引き継ぎ、今後はサブ幹事としてサポートさせていただくとの報告もありました。
 奥様の「こうやって皆さんにお会いできるのも主人のお陰と大変喜んでいます。」のご挨拶を一同感慨深く聞き入り、最後に2期 築舘さんのご挨拶で名残惜しくも閉会となりました。
来年も更なる盛会を目指して参りますので、皆さま、奮ってご参加のほどよろしくお願いいたします


2015京都総会について
19期 倉坂昇治

 今回の京都総会も、道田先生のご自宅で開催させていただきました。
 例年のとおり、総会に先立ち、先生が永眠されている宝幢寺にて、有志によりお墓参りをいたしました。
 総会には、高山会長や特別会員の小原先生をはじめ合計20名が参集されました。
 今年のトピックスとしては、先生のご自宅の屋根や外壁が新築さながらに再生され、また、窓ガラスが2重窓やペアガラスに生まれ変わったことです。昨年の総会時のやりとりがきっかけとなり、18期の三井さんが永年お勤めになられたガラスメーカーのご縁で素晴らしい仕上げしていただいたとのこと。玄関でお迎えいただいた奥様も大変ご満悦で、私たちに紹介してくださいました。今年の京都は紅葉が今一つでしたが、ガラス越しに見える修学院離宮の麓の紅葉がことのほか鮮やかに映えていました。また、日が沈むとしんしんと冷え込みが始まる京都ですが、大変暖かく過ごせるように感じました。
 奥様の手料理と数々のお酒には大変なお気遣いただき、参加者一同恐縮しつつも、しっかりと堪能させていただきました。長崎の鈴木様をはじめ差し入れをいただいた皆様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。そして、圧巻は能見さんからのカニの差し入れでした。後日やりとりさせていただいたメールの文面から、勝手ながら奥様の感想を引用し、ご報告に代えさせていただきます。奥様曰く「能見様のカニは豪華でしたね。あんな沢山のカニを料理したのは生まれて初めてでした。まるで格闘しているようでしたよ。どこに力を入れたのかあくる日は背中が少しばかり疲れましたが、今日はすっかり元気です。」
 今回の総会は、私の記憶ではおそらく道田会史上最長記録でありましょう、最後のメンバーがお暇した時には、既に6時間半にも及んでいました。あっという間でしたが、互いの近況報告や最近の経済・社会情勢、京大の動向など、多方面に及ぶ話題で終始盛り上がり、和やかにそして幸せな時間をともに過ごすことができました。
奥様や高山会長をはじめ、会員の皆様、本当にありがとうございました。



2014年度総会

 2014年度の道田会総会は、まず東が先行して11月7日(金)に東京海上日動ビル新館にて開催、西は12月6日(土)に先生宅にて開催という運びとなりました。
 東京総会は総勢32名が参加し、久し振りに参加された皆さんのご挨拶をいただきながら、賑やかに進行いたしました。写真の並びでご覧いただけるように、中締め後も引き続き皆さんがお残りになって、結局21時半頃まで会場で過ごしました。司会を引き受けていただいた堀川さん、どうも有難うございました。
 一方京都総会は年々参加者が増えており、今年は過去最高の17名がご自宅に参集しました。
以下は19期倉坂さんと20期嶋林さんからの詳細なご報告です。


道田会京都総会のご報告(2014年12月6日開催)

 去る12月6日に開催されました平成26年度道田会京都総会の概要を報告します。

まずは例年通り、14時30分から道田先生がご永眠されている宝幢寺にてお墓参りをいたしました。比叡山の麓で参加者一同(先生の生き写しとも言われる三井さんも含めて!)、それぞれの思いを添えて手を合わせました。
その後、15時より、我らが道田先生のご自宅にて会を開催いたしました。
特別会員の小原先生や高山会長をはじめ、17名が参加。卒業以来実に約30年ぶりに先生宅に来られたという先輩や久しぶりに関西勤務となった方など、関西地区はもちろん、東京や静岡などからもご参集いただきました。
今年の京都は近年に比べて寒くなるのが早かったため、「借景」(修学院離宮・山裾)の紅葉も見頃は少し過ぎていました。奥様曰く「2週間前はすばらしかった。皆さんに見ていただきたかったわ」とのこと。
奥様には、今年もご負担をおかけしてしまいましたが、ローストビーフからお漬物にいたるまで、お手製の多彩なお料理でおもてなしいただきながら、和やかな時間を過ごしました。淳くんからもおいしい日本酒をたくさん差し入れしていただきました。ありがとうございます。また、残念ながら急遽欠席となった長崎の鈴木さん、いつも差し入れをいただき、ありがとうございます(大島のホテルにお邪魔せねば、との話題も出ております)。
開始から約2時間は、料理とお酒をゆっくりいただきながらの自由な歓談タイムでしたが、その後はいよいよ、出席各位から近況報告の時間です。仕事の話や家族の近況など様々な話題がありましたが、僭越ながら筆者の感想では、今年はこれまで以上に健康談義や病気からの復活自慢などのお話があり、かつては政治や経済についての議論や法律談義が華々しく戦わされていたことを思うと、やや様変わりで、会員の年齢アップが想起されるような内容だったようにも思います。さらに申し上げれば、小原先生が道中でコピーして来てくださった、道田先生の道田会名簿への最後のご寄稿に皆さんが事前に目を通しておられたこともサブリミナル的な効果を呼んだのかも知れません。簡単にご紹介しますと、それは1987年10月11日付のご寄稿で、その前年11月15日の道田会東京総会での出席者諸氏のお話が先生の刺激となり(=先生曰く、“職務業務の最先端のお話が素晴らしく“)、それまで、奥様のお諫めにも関わらず一日に16時間も原稿執筆をなさったり、愛犬チャーリーと比叡山麓を駆け回っておられたことなどを回想され、1987年3月から4月にかけて米国・デューク大学で集中講義をなさった後、東京・京都・姫路を目まぐるしく行き来なさるような激務を続けておられた中、思いもかけず重き病に見舞われ、人生初の入院と手術を経験されたことを述懐。思いもかけない事態の中で物事を別角度から見ることもなさり、自ら“休養”を心がけると決意表明なさった上で、ゼミ生各位にも、先生の例を他山の石とし、体調を過信することなくほどほどの休養を交えることを勧めておられるのです。先輩方には先生の享年を超えられた方も多く、最若手の22期生でさえ五十路の声を聞き始めようかとなっている昨今、改めて道田先生に道を教えていただいたような気がします。
と、ここでも話が長くなりましたが、当日も、どれだけ長いお話でも(!)漫談のようにお話の上手な先輩も多く、笑顔や爆笑の絶えない時間が続き、今年も約5時間、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。
最後に記念撮影をして、会を終えました。ご参加の皆様、ありがとうございました。

とりもなおさず、来年も奥様をはじめ会員の皆様が健康でお会いできることを何よりも願い、楽しみにしております。

第19期 倉坂
(補筆:第20期 嶋林)

 


2013年度総会

 2013年度の道田会総会は、西が11月16日(土)、東が12月6日(金)に開催されました。
 以下は19期の倉坂さんから事務局に寄せて頂いた京都総会報告です。
  
 京都の道田会は無事、大変和やかに開催できました。予定の方全員に加え、途中に三谷さんが飛び入りで参加されました。奥様は昨年よりもたくさん手料理を振舞われ、美味しくいただきました。また、鈴木さんの差し入れも例年通りいただき、ありがたかったです。結局写真撮影の後も、22時近くまで10人程度おじゃまして、京都の道田会始まって以来の長時間となりましたが、あっと言う間の楽しい時間でした。
ありがとうございました。  倉坂

 一方東京総会は、例年通り東京海上日動ビル新館にて開催されました。昨年に引き続き特別会員の田中誠一先生にご参加いただき、奥様を囲んで総勢34名の賑やかな会になりました。奥様のフィンランド訪問の話題有り、久しぶりに帰国された会員の挨拶も有りの、内容盛りだくさんの総会でした。東京総会の参加人数もじわじわ増えており、今後が楽しみです。名司会だった21期の折笠さん、ご苦労様でした。
   


2012年度総会

 2012年度の道田会総会は、東が11月2日(金)に、西が11月10日(土)に開催されました。
 今年度の東京総会は、昨年に引き続き東京海上日動ビル新館にての開催となりました。夫人2名を含む会員29名が奥様を囲み、30名で賑やかに近況報告などに花を咲かせました。特別会員の田中誠一先生、ご多忙の中ご参加いただきましてどうも有難うございました。昨年同様、話し足りない方が閉会後中央に椅子を持ち寄って閉館間際まで談笑しましたが、これは今後恒例となる予感が致します。
 翌週の京都総会は、例年通り道田先生のご自宅での開催となりました。例年通り先生のお墓にお参りした後に、ご自宅にて奥様の手料理に皆が舌鼓を打ちました。旧交を温めることもさることながら、写真をご覧いただくと、料理に気持ちが行っていることがよく判ります。奥様、贅沢なひと時をどうも有難うございました。


2011年度総会

 2011年度の道田会総会は、東が11月2日(水)に、西が11月26日(土)に開催されました。
 今年度の東京総会は、2年振りに東京海上日動ビル新館での開催となりました。奥様を含めて36名の方に参加いただき、今年も盛会となりました。近年ブームとなっていたカップルでの参加はありませんでしたが、最若手の22期から4名参加いただき、18期と並んで期別では最大人数となったことが印象的でした。海外勤務から帰任され久し振りに参加された方や、転職して新しい環境で活躍されている方等から、多数の近況報告が寄せられました。また、会場のご配慮で沢山の食事をご用意いただいたことから、散会後も奥様を含めて10名以上が車座になってテーブルを囲み、歓談が尽きない夜となりました。
 一方、京都総会は恒例に従いまして道田先生のお宅にて開催されました。参加者が増える傾向は変わらず、ついに20名の大台に乗りました。19期の倉坂さんから寄せて頂いた京都総会報告をご覧ください。


平成23年度道田会京都総会について  19期 倉坂昇治

 平成23年度の京都総会は、11月26日(土)15:00から、先生のご自宅にて開催されました。総会に先立って、例年どおり14:30から有志にてお墓参りをさせていただきました。先生への思いを胸に、しっかりと手を合わせました。今年も比叡山の紅葉を眺めながら、会員相互の健康を確かめ合うような場としても、すっかり定着してきました。
 当日の総会には、奥様、特別会員の小原先生、高山会長をはじめ20名が参加しました。
さて、東京と京都では会場や運営のスタイルが異なっています。率直に申し上げますと、京都総会は、懐かしいご自宅での開催。奥様が心を込められたおもてなし。会員から寄贈されるお酒も加わり、しっぽりと5時間程度の時間があっという間に過ぎていきます。会員の近況から始まり、世界や我が国の情勢や将来!?についてまで語らいます。
そんな贅沢な時間と空間ですが、奥様からたってのお話があり、今回から両総会の会費を同額とすることになりました。「京都では会場費がいらないでしょ!」とのお言葉に最後まで同額とすることに抵抗していた私も白旗を上げ、「くれぐれもお手間をかけすぎないように」とお願いするのがやっとでした。奥様曰く「準備する時間や、終わってからのあと片づけの時間も楽しみなのよ!」と。今年も優しいお言葉にすっかり甘えてしまいました。手ごねハンバーグの温かくて柔らかくてしっかりした食感がよみがえってきます。ご馳走様でした!
次回の総会も、皆様とお会いできることを楽しみにしております。



2010年度総会

 2010年度の総会は道田先生の23回忌法要に合わせて、8月7日(土)に東西合同記念総会として盛大に開催されました。
当日は、先生のご自宅の近くにある宝憧寺で午後3時より法要が営まれましたところ、大勢のゼミ生が参列し墓前に手を合わせました。その後京都の中心にある柊家本館に場所を移し、総勢44名というかつて無い規模での総会開催となりました。
 柊家さんはご存じの通り3期の西村さんがご主人である、京都を代表する名旅館です。また先般の増改築に際しては、先生のご長男の淳さんが建築家として指名され、今ではその代表作として世間にも広く知られているというご縁のある場所でもあります。宴会は館内見学ののち、先生の遺影を壇上に飾り、ご主人である西村さんに開会のご挨拶を頂いて17時より開始いたしました。会場となった淳さん設計の大広間は、大きなガラスを壁面として2面に使用し庭を見せる非常に大きな部屋ですが、44名の会員がこれを埋め尽くしました。開始して一時すると、お酒を注いで回る人、先生の遺影に焼香して合掌する人など、大いに動きのある賑やかな宴会になりました。途中、柊家を取り上げたテレビ番組をビデオ放映しましたが、淳さんと西村さんの奥様が画面に登場すると、自然に大きな拍手が沸き起こり、宴に華を添える一幕もありました。当日東京などにお帰りになる方も多かったため、8時20分をもって閉会し、7期の鈴木さんにお心遣い頂いたお土産の焼酎を手に、各々散会した次第です。
 このような大総会が今もって開催できるゼミの結束力と道田家の求心力に、心から誇りを感じる一夜となったことをご報告させていただきます。会場をお願いしたため大変なご苦労をおかけしました西村さんご夫妻、お土産をご用意頂いた鈴木さん、大変有難うございました。心より御礼を申し上げます。




2009年度総会
 2009年度の道田会総会(東京)が、11月27日(金)、前年に引き続き東京海上日動ビル新館で開催されました。昨年度を大きく上回る43名のご参加をいただき、大変な賑やかさの中、奥様にも全くお変わりのない元気なご様子でご挨拶をいただきました。再婚のご報告に奥様を同伴された12期の由良さんをはじめとして、カップルでの参加が4組に上ったのが今回の特徴でした。今後、この傾向は続くとの感触でしたので、皆さまどうぞ来年は二人でお出かけください。
 一方、関西の総会は例年通り道田先生のご自宅で12月5日(土)に開催されました。以下は、倉坂さんからのご報告です。

関西総会のご報告   19期 倉坂昇治
平成21年度の道田会関西総会は、12月5日(土)に開催されました。
例年と同様、まず、先生のお墓参りで宝幢寺に集合です。この日の京都は朝から雨で、徒歩圏内の高山会長も傘を持ってこられたくらいでした。それが、我々の日ごろの行いがよいのか、先生のお陰か(やはり後者でしょうが)、お参りの直前に晴れ上がり、お墓を抱く比叡山の紅葉や山容も素晴らしいものとなりました。
15時から先生の御自宅へ。いつもの笑顔で奥様がお迎えくださいます。
1期の高山会長からご挨拶、そして特別会員の小原先生の乾杯のご発声で開会です。今年は奥様のおはからいで、最近仕出しを始められたという「やまばな平八茶屋」(祇園の平八ではありません。念のため)のお料理、久美浜からの取り寄せていただいた「このしろ寿司」などなどお心づくしいただいた奥様には、いつもながら本当にありがとうございます。そして、10期の能見さんには、昨年の総会でのお約束を律儀に守られ、本場・地元のカニを送っていただきました。絶品のかにミソに、日本酒も進みます。
仕事の都合で後刻合流された方々も含め、総勢14名から近況報告をいただきました。道田ゼミらしく、高尚かつ国際的な内容、そして後輩への人生訓も多く、「古典ラテン語の勉強を始めた」「ドバイに行ってきた」「法律問題」「中国経済orインド経済」「就職時の秘話・先生のアドバイス」など、しっぽりと、賑やかで大変楽しい時間(何と5時間半)を過ごさせていただきました。(私個人は勤め先の不祥事で皆様にお詫びしつつも、励ましの言葉を頂戴し大変感謝いたしております。)
残念ながらご参加いただけなかった方々からもお酒などを贈っていただき、この場を借りて、お礼申し上げます。
さて、ここで皆様にご報告があります。今回の総会の席上で来年の総会についての提案が持ち上がりました。道田会創設35周年(?)を記念して、3期の西村さんが営まれる柊屋さんで、しかも先生のご子息淳君が設計された新館の広間で総会を!という提案です。この話題だけでも出席者一同、例年にないハイテンションに。よろしければ、前段にオプショナルツアーとして、信楽のMIHO MUSEUM(I.M.ペイ氏設計)へご案内との構想もあります。ご期待ください!!


2008年度総会
 2008年度の道田会総会は、東が11月14日(金)に、西が11月29日(土)に開催されました。
 今年度の東京総会は、角台会長のご紹介で東京海上日動ビル新館に場所を移しました。30名内外の会合に適した快適な個室であるにもかかわらず大幅なコストダウンが実現し、参加会費は今年から6千円ということになりました。これまで海外や遠方にいらっしゃった数名の方にも久し振りの参加をいただき、奥様を含めて丁度30名にて和やかなひと時を過ごしました。
 一方大阪総会は恒例に従いまして道田先生のお宅にて開催されました。今年は「一度はご自宅に」という方が多く、参加希望者がこれまでに比べ大きく増加しました。19期の倉坂さんから寄せて頂いた大阪総会報告をご覧ください。

平成20年道田会関西総会のご報告
 
 まず、先生が永眠される宝憧寺にお参りしました。紅葉で色づく比叡山に抱かれた素晴らしい場所です。先生のお力か、我々の人徳か?直前の雨も上がり、それぞれに心を込めて手をあわせました。(高山会長から、比叡山の魅力についての解説も)
 懐かしい先生のご自宅で、奥様と健君が、我々16名を迎えてくれました。常連の方、久々の方や初参加の方まで、関西だけでなく、東京・名古屋などからも駆けつけていただきました。
 高山会長のご挨拶、小原先生の乾杯から始まり、近況報告(仕事や趣味、ご家族の状況など様々)から、先生の思い出話、法律関係や世界情勢にいたるまで、話は尽きません。一人ひとりからゆっくりとお話を伺い、そのときどきに議論が発展します。先生から薫陶を受けられた方々が各方面で活躍されているお話から、改めて先生の偉大さを感じた次第です。
 奥様には今回も大変甘えさせていただきました。仕出しのお料理は毎年工夫され、今回は百万遍の知恩寺御用達のお店から手配いただきました。そしていつもの事ながら、たくさんの手料理でおもてないただきました。あつあつの料理からお漬物に至るまで、至福の時間です。あっという間に5時間を超えてしまいました。
 極上の酒を持参されたり、お土産を送っていただいたりと、会を盛り上げていただいた先輩にも心より感謝します。
 和やかでアットホーム(そのものです)、しかも格調高いという関西道田会のすばらしさを今年も実感しました。
 ご案内の手配にご尽力いただいた事務局の皆様、本当にありがとうございました。
 
 追伸
 N先輩、来年は「かに」を持ってくる!というお約束もお忘れなく。
 M先輩、風貌から思わず「先生!」と呼んでしまいました。来年もぜひご参加を。
 
 19期 倉坂 昇治


2007年度総会
 2007年度の道田会総会は、東が11月16日(金)に大手町ファーストスクエアウエストタワー「宴」にて、西が12月1日(土)に道田先生宅にて開催されました。
 東京総会は、少し夜景を楽しみながらとの趣向に致しましたが、今年の最大の特徴は、カップルで参加いただいた方が3組もいらっしゃったことでした。パートナーの方々にもそれぞれご挨拶を頂き、例年と一味違う盛り上がりがございました。今後道田会の深みを増していく意味でも、とても嬉しいことだと考えます。会の模様は下部の写真ページをご覧ください。(たくさん撮影しましたが出来上がりが悪く、ご挨拶いただいた方の写真が揃いませんでした。申し訳ございません。)
 大阪総会は、恒例により先生のお墓参りをしたのち、奥さまにおもてなしを頂きました。奥様まことに有難うございました。詳細につきましては、いつも取り纏めをして頂いている倉坂さんから事務局に宛てたご報告を以下に転載させていただきますのでご覧ください。


道田会事務局の皆様

昨日は京都での総会を無事終了することができました。ありがとうございました。予定されていた方全員が参加されました。東京からお越しの方も数名含まれていました。また、柊屋の西村社長が、お墓参りと総会に少し顔を出してくださいました。(直後に社用があり食事もお酒も控えられました)

昨年お骨折りいただいて、柊屋さんを見学させてもらいましたが、淳君の設計した新館が、「コンフォルト」に続いてたくさんの雑誌で紹介されたらしく、奥様から5~6冊の記事を見せていただきました。

料理やお酒の手配については、奥様にご負担をお掛けしてしまいましたが、仕出しに加えて、手料理もご披露下さいました。(道田先生がよく学生を自宅に招かれた頃の話題になり、奥様の話によると、いきなり「世界の料理」全12巻を買い与えられて、これで勉強して作ってくれというようなことだったらしいです)

また、ちょうどタイミング的に、ご自宅の庭+借景の山の紅葉がすばらしかったです。(猿が窓のすぐ近くまで来て、赤く熟した木の実を食べるそうです)

大変和やかで楽しい時間でした。最終組は7時過ぎまでお邪魔してしまいました。
以上、取り急ぎ御礼とご報告まで。

19期 倉坂


2006年度総会
2006年度の道田会総会は、ゼミ会創設30周年を記念して、12月9日(土)に京都にて東西合同で開催されました。当日は、恒例によりまして、まずもって先生のお墓参りをいたしました。今回は奥様のご好意で事前に懐かしの道田邸に昼前に集合し、お昼をご馳走になった後、先生のお墓に向かいました。生憎の雨模様でしたが、直接宝憧寺に集合したゼミ生も含め総勢18名にてお参りをさせていただきました。まだ十分色鮮やかな山々を背景に雨にぬれて佇む先生のお墓に手を合わせ、奥様の「今日は主人が嬉し泣きをしてるんやと思うわ」とのお言葉に、一同しみじみと学生時代を振り返った次第です。
墓参の後、今回の記念行事会場である柊家さんに向かいました。柊家さんは、ご存知の通り3期の西村さんの経営になる京都屈指の名旅館ですが、この度の新館新規改築の大事業に、新進気鋭の建築家として活躍中である先生のご長男淳ちゃんを責任者に指名されました。この工事が無事完成を見たことから、30周年の記念行事として、淳ちゃんの案内による柊家新館見学を企画したところ、ご同伴のご婦人方を含めて38名の参加をいただきました。約1時間半じっくり時間をかけて淳ちゃんが工夫を凝らした館内を見学し、その後大広間で西村さんのご説明を拝聴しました。女将である西村夫人より「仲人をしていただいた道田先生の息子さんが立派にこの新館を造ってくれて、初めてこの人と一緒になってよかったと思いました」とのご挨拶があり、一同笑いを堪える場面もありました。なんといっても参加者一同が感慨ひとしおだったのは、子供だと思っていた淳ちゃんがいつの間にか堂々たる社会人として自分の力を世の中に示すようになっていたということではないでしょうか?自分のした仕事を誇りを持って力強く語る淳ちゃんの姿を見ることができただけでもこ、の企画に意味があったのではないかと思います。
見学終了後は直ちに懐かしの京大に向かい、本部構内に新設された「レストランカンフォーラ」にて、立食パーティ形式の合同総会を挙行いたしました。参加総数39名にて約二時間半にわたり楽しい時を過ごした後、参加者全員の手になる色紙2枚を奥様にお贈りしました。奥様が「今日は本当に感激した」とご挨拶をされている時、会場の後方で淳ちゃんが涙をそっとぬぐっておられたのが印象的でした。
ご参加頂きました皆様におかれましては、それぞれご多忙の中を遣り繰りして頂いたと思います。心より御礼を申し上げます。特に、遠路東京や地方からご参加の皆様は特に大変だったと思います。まことに有難うございました。次回の総会もお誘い合わせの上、多数お出かけいただきます様お願い申し上げ、総会の報告とさせていただきます。


2005年度総会
2005年度の道田会総会は、まず東京で11月2日に開催、続いて関西では恒例となりました道田先生宅にて、11月12日に盛大に開催されましたことをご報告申し上げます。

東京総会は、前年に引き続き大手町のレストラン「宴」にご参集を頂き、立食形式で行いました。奥様に加えご子息ご両名にもご出席を頂きまして、大いに盛り上がりました。お三方が総会の場にお揃いになるのは久し振りのことだと思います。ご子息お二人とも大変立派な社会人に成長なさっていらっしゃいましたことを、この場を借りまして皆様にご報告する次第です。会員の参加は35名に上り、お酒も随分進んだ結果、追加支払いが出て事務局があわてる一幕があったほどの盛況でございました。

関西の総会は、恒例によりまして先生の墓前に近況を報告致しましてから、ご自宅に移動し、良子奥様の手料理に舌鼓を打つこととなりました。会員10名のご参加を頂き、学生の頃に帰って時間を忘れるひと時となりました。京大にゼミ多しといえどもこのような交わりを続けている例は無いだろう、といった誇る気持ちも手伝い、随分長時間にわたりお邪魔を致しました。ご用意で大変なご負担をおかけしました奥様に、心より御礼を申し上げたいと思います。

総会にご参加頂きました皆様におかれましては、それぞれご多忙の中を遣り繰りして頂いたと思います。心より御礼を申し上げます。この数年の傾向と致しまして、何年か振りの総会ご出席という会員が徐々に増えてきております。また、当年度より会の運営を電子媒体による方式に移行致しましたが、海外の方から近況が寄せられるなど、当会の一層の活発化に繋がるのではと予感させる事例も出てきております。今回ご欠席の皆様にも、是非とも来年はご出席を賜ります様お願い申し上げ、総会の開催報告に代えさせて頂きます。

来年度の総会は第30回という節目の年にあたります。30周年に相応しい盛会を目指して参りたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。